第5期 地方創生協働リーダーシッププログラム

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 企業のリーダー候補が塩尻市の本質課題を掘り下げ、市長提言を行う2泊3

 「 MICHIKARA地方創生協働リーダーシッププログラム」第 5期・塩尻合宿を 89日~ 11日に開催いたしました。
MICHIKARAは、塩尻市が実際に抱えている地域課題を、民間企業の若手人材と協働で解決するプログラムで、
今年で 5回目の開催となりました。
例年、世代・性別・職種などの垣根を越えてメンバーが闊達に意見を交わし、
多様な化学反応を起こすことにより、革新的かつ実現可能な提言がなされます。
最終日、市長への課題解決提言プレゼンテーションには、参加者・陪席者のほか、塩尻市内から一般の方も来場し、
会場は熱気で満ち溢れました。
 

塩尻市から提示された5つの「解くべき課題」

 今期、提示された課題は5つです。

  1. 高ボッチ高原の魅力創出プロジェクト
  2. 副業人材の活用スキーム  
  3. 交通ネットワーク構想の構築
  4. 情報プラザの利用活性化
  5. 次世代型広報モデルの構築

行政が取り組んではいるものの解決困難な根深い課題について、企業からの参加者と塩尻市職員がチームを編成し、23日という限られた時間の中で解決策の提言に挑みます。
各チームにおいて、調査・ヒアリング・課題構造化を泥臭く繰り返し、「本質的な課題はどこにあるのか」「突破口はどこにあるのか」、仮説を組み立てては崩しながら、問いの本質に迫ります。

リアルが欠ける提案に厳しいフィードバックの中間プレゼンテーション

 8月10日(合宿2日目)の午後、参加者は副市長米窪健一朗氏に向けて「中間プレゼンテーション」をし、進捗発表をしました。
副市長のほか、多数の新事業を立ち上げてきた麻生要一氏、商品戦略の企画推進の実績を持つ立花雄樹氏、MICHIKARAの企画運営を担う(株)チェンジウェーブの佐々木裕子社長が陪席し、厳しいフィードバックを行います。

<写真左>中間プレゼンテーションの様子①
<写真右>中間プレゼンテーションの様子②
米窪 健一朗氏 /塩尻市副市長
麻生要一氏 /株式会社アルファドライブ代表/株式会社ゲノムクリニック共同代表/株式会社UB Venturesベンチャー・パートナー/株式会社ニューズピックス執行役員
立花雄樹氏 /株式会社Centurio 代表取締役社長
佐々木裕子 /株式会社チェンジウェーブ 代表取締役社長

  • 市の「本質課題」をシャープに掴んだ提案となっているのか。
  • 市の事業として実現性の高い提案か。
  • 「リアルなターゲット」と、そこにある入り組んだニーズを想像できているのか。
  • 「言いたいこと」が明確に伝わるプレゼンテーション設計になっているか。

陪席する企業事務局からも「大企業の『癖』が出ている」「マジョリティを相手にした『データでわかることだけ』を整理する習慣がついている」などの感想が漏れました。
 
自分たちの提案に「塩尻市で困っている一人ひとりのリアル」が欠けていたことを突き付けられ、改めて本質課題と向き合い直した参加者。
現場に足を運び、想像の解像度を上げること、異業種のメンバーで膝を突き合わせ喧々諤々議論を繰り返すこと。
最終提言をするその瞬間まで、粘り強くブラッシュアップを続けます。

実現可能な最終提言へ

8月 11日(合宿 3日目)の午後からは、小口塩尻市長、米窪副市長を迎え、最終提言が行われました。
1チームの提言時間は 20分。論理的かつ実現可能な提案内容が求められることは勿論のこと、
『聞き手に伝わる』プレゼンテーションスキルが求められます。
各チームより、中間プレゼンテーションからは各段に、シャープかつ独自性のある提案が繰り広げられました。
例として、「交通ネットワーク構想の構築」というテーマに挑んだチームについて、ご紹介します。
当該チームは「北小野地区」エリアにおける高齢者の移動ニーズを特定し、交通最適化モデルの提案を求められていました。
最終提言では、塩尻市に実在する高齢者像の解像度を上げ、ある住民を例に具体的な利用シーンやニーズを浮かび上がらせました。そのうえで、事前リクエストによりどこでも降車可能な「フリー降車制度」、や公用車の空いた時間やシルバー人材等を活用した『憑る(たのめる)号』など、持続可能かつ具体的な提言を行いました。
  

 
最終提言後、小口市長からは「これだけ多くの人が塩尻市に足を運び、真剣に考えてくれたことに深く感謝している。本当にありがとう!」と、感謝の意が述べられました。
「これまで、ここまでやり切ったことはなかった。このチームで本当に良かった。」と目頭を熱くする参加者。
「『本気』と『人の絆』で人が育つということを実感しました。」と話す企業事務局。
「人と人」が垣根を越え、建前なく繋がり、極限まで『リアルな課題』に向き合う中で多様な提言がなされ、第 5MICHIKARAは幕綴じをいたしました。
提言を受けた塩尻市は、それらを実装すべく、来年度に向かって動き出します。
 
MICHIKARA第1期レポート
MICHIKARA第2期レポート
  
MICHIKARA第3期レポート
 
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